Made in Nippon
BLANCE TWIN CABLE SERIES
Introduction Feature Line-up

エクスフォルム バランス ツインケーブル



業務用機器のバランス信号に対応したツインケーブルの登場!



 ライブステージやクラブ、ミュージックバーやレストランなどは、プロ用のレコーディングスタジオとは異なり、外部からケーブルに飛び込むノイズ対策が充分では無い場所がほとんどです。 その外部からのノイズを最小限に抑えるために、機器どうしの信号は、バランス方式で行われることが多く、バランス入出力端子対応の機器が数多く存在し、世界的に共通化されています。
 バランス入出力で使用されるコネクター XLR(M)、XLR(F)、TRSの、あらゆるパターンに組合せ、そして、長さについても、多くの種類のラインナップを揃えた、高性能 かつ、便利なツインケーブルのシリーズです。




バランス方式送受信のノイズキャンセル原理とコネクター



 バランス方式でのノイズキャンセルの原理を上の図に示します。 機器内で、逆位相化され、元々の正位相と一緒に、2芯のケーブルで送信します。 送信中のケーブルに、外部から様々なノイズが飛び込みます。正位相・逆位相ともに、同じケーブルの芯部を通っていますので、同じノイズが飛び込みます。 受け側の機器に入力されてから、逆位相の信号を再び逆位相化して、元に戻します。この時、もちろん外部ノイズも逆位相となります。  ここで、正位相と逆位相の信号を合わせることで、外部ノイス信号は打消され消滅します。 これがバランス方式のノイズキャンセルの原理です。


 バランス方式で送信するには、正位相・逆位相の2本芯線の仕様のケーブルが必要です。エクスフォルムのバランスケーブルは、2本の芯線を持ち、しかも日本製のOFC材で構成され、日本で製造するハイグレード・バランス・オーディオケーブルです。 



 XLR Male コネクター
 (XLRオスとも呼ばれます。主に、信号を出力する側に使用されるコネクターの形。)

 XLR Female コネクター
 (XLRメスとも呼ばれます。主に、信号を受け入れる側に使用されるコネクターの形。)

 TRS 6.3フォン コネクター
 (ステレオ6.3フォン と同じ形。バランスで使用する場合は、TRSと呼ばれ、ヘッドホンなどのLRステレオで使用される場合は、ステレオ6.3フォンと呼ばれます。)

 バランス方式の入出力端子には、XLRと呼ばれる形状と、TRSと呼ばれる(ステレオ6.3ミリフォンと同じ)形状の2種類があります。 XLRコネクターは、1-PIN、2-PIN、3-PINという3つの端子が付いており、1-PINはグランドで、2-PINが正位相(HOT)、3-PINが逆位相(COLD)が、現在一般的です。 古い機種や、一部の機器では、3-PINがHOT、2-PINがCOLDとのモデルもありますので、ご注意ください。 例えば、昔のヤマハの機器、ベスタクスの古いグライコなど、3番ホットのものがあります。
 TRSプラグの場合は、先端から、HOT、COLD、GRANDの順となっており、この順は世界共通です。


 2番ホット仕様の機材どうし、または、3番ホット仕様の機材どうしの場合は問題ないのですが、2番ホット仕様の機材と3番ホット仕様の機材との接続の場合は、ケーブルのどちらか片側の2番ピンと3番ピンの半田付けされている接続部を入替えなければなりません。その場合、当社にご相談頂ければ、特別仕様でお作りしますので、お気軽にご相談ください。また、既にご購入されたEXFORMバランスケーブルを、そのような改造が必要な場合も、ご相談ください。
(info@soundactive.jp まで)



日本の卓越した製造ノウハウによる高性能と信頼感を実現した2芯ツインケーブル



 エクスフォルムの場合は、この2芯のバランスケーブルを2本一緒にした便利なツインタイプです。マイクや楽器(Eギターなど)は、モノラル信号出力が多いのですが、DJ関連機器、PAのサウンドプロセッサー(コンプやイコライザー、チャンデバ、リバーブなど)などの、LチャンネルRチャンネルの、2チャンネルの同時送信の場合、ツインケーブルがとても便利です。


 過酷な条件下で使用される音響現場では、劣化進行をなるべく抑え、かつ、大音量に増幅されるに耐え得る高い導電率によるサウンドクオリティーが要求されます。 そこで、EXFORMでは、準銅99.996パーセント以上のOFC無酸素銅を導線として採用しました。しかも、信頼性高い日本で作ったものです。更には、同じOFCケーブルでも、45年ものオーディオや楽器ケーブル開発・製造の実績とノウハウを持つ日本の某老舗工場で製造し、そのこだわりにより、信頼性が高いOFCを実現しました。


 芯線素材を束ねる時も細心の注意を図り、全線を同一の引張負荷を維持しながら平行に、ねじれがないよう、しっかりと密着しながら絶縁体でカバーします。 (左の大きな工作機械には、そのノウハウが詰まっています。)
 芯線と絶縁体との隙間も可能な限り無くすことで、プラグ部分から始まる酸化の進行を出来る限り抑えます。見た目だけでは判断できない所にもこだわる心意気と、それを実現する知恵で大きな差が出る点で、カタログデータには数字で表現できない部分です。 この工程が甘いケーブルは、1・2年ぐらいで、プラグの部分から、ひどいモノで数十センチまで真黒に酸化してもろくなり、酷い音質劣化となったり、断線したりもします。




世界的に信頼性の高い「アンフェノール」コネクターを採用





幅広い事業を展開し、かなりのノウハウを持っているアンフェノール社
このサイト内に、多くの種類の音響用のXLRやTRSコネクターが掲載されていますが、捜すのが困難なくらい、多くの製品を手掛けていることがわかります
 エンターテメント業界で、日本で一般的に知られているコネクターブランドと言えば、「ITTキャノン」、「ノイトリック」などがありますが、実は、アンフェノールも、それらと肩を並べるほどの世界的に信頼性が高いコネクターブランドです。 音にこだわるオーディオファンに、その実力は広く知られており、自作ケーブルの世界でのブランド知名度はとても高いのです。

 アンフェノールコネクターは、音響用にとどまらず、ITや医療、産業用など、かなり幅広いビジネスが展開されており、その中の音楽業界は、ほんの小さなマーケットのため、日本にアンフェノールジャパンという代理店がありながらも、我々の業界への積極的なアプローチが行われていなかったため、素晴らしい製品でありながら、知るチャンスが無かったブランドなのです。






MADE IN NIPPON です

 日本独特の町工場的に溢れる「モノ作りのノウハウや知恵・こだわり」、そして一方、モノを使う側で、今まで当たり前なことが当たり前では無くなっている現場で起きていることをキャッチする「現場主義な製品企画・開発」、この2つを高次元で掛け合わせてモノ作りをする「MADE IN NIPPON」という発想で、本製品を作りました。






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